自分のWEBサイトが他のWEBサイトへリンクされている状態を「被リンク」と言い、それに対し、自分のWEBサイトに設置している他のWEBサイトへ飛ばすリンクのことを「発リンク」と呼びます。
(正式には、自サイトのメニューなどもTOPからサブページへの発リンクという扱いにはなりますが、ここではそれは除きます)
一昔前には、リンク集のような、相互リンクが集まるSEO対策向けのWEBサイトがそこかしこに存在しました。しかしそういったリンク集サイトは、ぱったり見かけなくなりました。その理由は、発リンクばかり掲載して、中身のないWEBサイトはペナルティとなり、スパム扱いを受けることになるからです。
Googleも正式に発リンクに対してアナウンスをしており、1ページ内の発リンクは、最大で数千個までとしております。
通常のホームページでそこまで発リンクすることはないとは思いますが、リンクだけを貼り付けして情報(中身)の無い状態はスパム判定を受け、検索順位が下がる可能性があります。
上記のスパムを受けるようなWEBサイトは、何の情報やコンテンツもなく、ただやみくもに発リンクだけ掲載しているサイトであるため、スパムとされてしまいますが、発リンクは上手に使えば、SEO対策につなげることができるのです。
ユーザーにとってメリットのあるWEBサイトを、自分のホームページから、発リンクをするということは、検索エンジンから好まれる行為と言えます。
例えば、不動産会社のホームページに関連性の高い、住宅ローンシミュレーションができるWEBページへのリンクを貼る、エリアの市役所や学区情報のWEBページを貼り付けするなどといったことは、労力やコストを要せずとも、自社のサイトの利便性や価値を上げ、SEO対策につながってきます。
Googleの理念はユーザーファーストであるため、検索を使うユーザーにとって便利なものを上位表示させる傾向があり、近年そういったアルゴリズムも進化しています。
(Yahoo!はGoogleの検索システムをレンタルしていますので、Google対策が、Yahoo!対策にもつながります)
自分のホームページのコンテンツやメニューに関連するWEBページや、検索上ターゲットにしているワードに関連した利便性の高いWEBページへの発リンクは検討しても良いでしょう。
発リンクをする場合のポイントとしては、
1、自分のホームページやターゲットにしているワードに関係性の高いWEBページの発リンクを行う。
2、ユーザーにとってメリットの高いWEBサイトの発リンクを行う。
3、スパム判定を避けるため、発リンクを乱発しない。
上記3点に考慮した発リンクは、自ホームページの価値を高め、SEO対策にも有効となります。
初期費用・制作費無料の低コストで導入可能なスマートフォン制作サービス。