2016年、Google内部の人間である、ジョン・ミューラー氏から、
今年度のGoogleが注力していく中身についての発言がありました。
そのなかで、注目していきたいのはAMPとモバイルフレンドリーの
二つの部分になります。
AMP(アンプ)とは、Accelerated Mobile Pagesといって、GoogleとTwitterが
協同して策定したモバイルウェブ高速化を目的としたプロジェクトです。
AMPで作成されたモバイルサイトは、アクセスと同時に表示がされるといった
ことが実現されるとのことです。
今後スマホなどのモバイルからの検索のほうが、PCからのものより早く閲覧が
可能となる時代がくるかもしれません。
またもう一つのモバイルフレンドりーとは、昨年Googleが提唱した、
スマホやタブレット端末用にサイトを作っているホームページは、そうじゃない
ホームページと比べて、スマホ・タブレットからの検索の際、順位を変化
させていきますよといったものになります。
要は、スマホ対応されているサイトは、スマホで検索した際、順位が上がりやすいと
いった格好になります。
Google Japanの金谷氏の発言では、PCユーザーとモバイルユーザーでは目的が
異なってきているので、今はスマホサイトは、PCサイトを見やすくしたものと
いったカタチであるが、今後はPCサイトはPCユーザーが求めているコンテンツ(情報)を
スマホ(モバイル)ユーザーにはモバイルユーザーの求めているコンテンツを提供
していく必要があるといっています。
要は、スマホサイトは、PCサイトをスマホ用に見やすくしたものから、今後は
別々の内容にして、最適化していく必要があると言っているわけです。
実際今はモバイルフレンドリーに対応したからといって、それほど劇的な順位変化が
望めるわけではありませんが、今後はスマホ対応が当たり前の時代がやってきて、さらに
その内容については進化した答えが必要とされる時代がくるかもしれません。
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