フッターへテキストを大量記述した場合のSEO効果

 

市町村名や、事業名などを大量にWEBサイトのフッターや端の方へ記述されているホームページがございます。この施策はSEO対策につながるかどうか、これに対してGoogleではこうアナウンスしています。

「フッターに入れるより、コンテンツの中心的なところにキーワードを記述したほうがSEO効果が高い。」とのことです。

少し前のSEO対策では有効的であった複数ワードのランダムな記述ですが、今現在のSEO対策としては、エリアやサービス名の大量の記述は効果として非常に限定的になっています。

更に一つの懸念される点として、SEOで上位表示を狙っているワードが別にあった場合、狙っているワード以外のテキストが大量に記述されていることで、狙いとするワードに対しての要素が薄くなる可能性があるということです。
「〇〇市 ◆◆◆」で上位表示を狙っているのに、フッターやサイトの端っこには「△△市」や「□□区」など、関連の薄いワードが大量に掲載されていることで、「〇〇市」での検索結果に悪影響がでるといった可能性があります。
各ワードごとの要素が弱まった結果、すべてのワードで上位表示がされにくくなるといったことが起こりえます。

ただしユーザーに対し、記載されているエリアが実際の対応エリアで、訴求の必然性があればSEO上特に問題ありません。
今の精度の高いGoogleのアルゴリズムであれば、恣意的なものか必然性に基づく記述かは正しく判断されることでしょう。

「SEO対策として、とりあえずたくさんワード載せておけ。」だと、何の脈絡もなく、ワードだけが居並ぶ形になってしまうため、記載に対して再考したほうが良いと思います。

 

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